The genus Cattleya



 
Cattleya dormaniana
特徴
ブラジル東部の海岸に近い地域の森に産する。高温性で、常に高湿度環境にありながら蒸れる様な環境には生育していないので栽培環境を整える事が出来なければ栽培は難しい。
原産地
ブラジル東部(リオデジャネイロ)

 
Cattleya forbesii
特徴
2葉性の原種で艶やかな花をさかせ、黄花系品種の交配親として使われた。花は夏にかけて開花するので暑い季節柄、花の寿命はやや短い。栽培は容易で休眠期は水をほとんど与えず、生育期とのメリハリをつける。
原産地
ブラジル東海岸

 
Cattleya intermedia ver.amethystana
特徴
割合小型で育てやすい2葉性の代表種であるintermediaが数多く持つ変種の一つ。色彩は全体的に淡いので優しい印象を受ける。この種も普通種同様、自然環境で0℃くらいまで下がる場所に生育するので丈夫で育てやすい。
原産地
ブラジル大西洋側〜ウルグアイ

 
Cattleya intermedia ver.orlata
特徴
数ある変種の一つで、色彩はリップのみか、セパル、ペタルが軽く色づく程度。本種も普通種と同じように丈夫で育てやすい。
原産地
ブラジル大西洋側〜ウルグアイ

 
Cattleya labiata
特徴
ヨーロッパのカトレヤの歴史はこの種の発見によって始まったと言われている原種。花色の変化も豊富かつ個体数も多いので容易に入手が出来る物が多い。栽培は容易だが、夏場は風通しを良くすると生育が良い。
原産地
ブラジル 標高400〜1000m

 
Cattleya labiata ver.alba
特徴
labiataで色素を持たないので白い花を咲かせる変種。性質は基本種同様に育てやすいので初心者にも栽培できる。10℃を保てれば無加温でも冬越しが出来るので、無加温カトレヤ入門種としても最適だろう。
原産地
ブラジル

 
Cattleya labiata ver.semialba
特徴
完全ではないが、labiataの色素発現が弱く、アルバに近いような花を咲かせる変種で、パステル調の色彩がまた人気が高い。栽培も基本種同様、育てやすいので初心者にも栽培は容易。
原産地
ブラジル

 
Cattleya lawrenceana ver.semialba
特徴
普通種の色素発現が何らかの理由で弱かったりするすることで得られる変種。撮影したら青っぽくなってしまった。普通種と同じように高温と多湿を好むのでいかに保つかが鍵となる。
原産地
ベネズエラ、ブラジルのアマゾン川流域

 
Cattleya loddigesii
特徴
スリムな容姿が特徴のカトレヤで、草丈、花径共に中型。川沿いの風通しの良い所に好んで自生ので夏は風通しを図る。冬場は10℃以上保つと春の生育が良く初心者でも栽培しやすい入門種。
原産地
ブラジル(リオデジャネイロ〜サンパウロ)

 
Cattleya loddigesii ver.alba
特徴
いくつか知られている変種の一つで、白い花を咲かせるタイプ。この他にもセルレアや、点花などが知られている。性質は基本種と全く同じなので栽培しやすい。
原産地
ブラジル(リオデジャネイロ〜サンパウロ)

 
Cattleya lueddemanniana
特徴
比較的細身の容姿をした原種で、大型種に比べてやや小さい。容姿がすっきりとしているため、仕立てやすいのも嬉しい点だろうか。割合雨の少ない地域に自生するので比較的乾燥に強い。風通しと強光、高温を好む。
原産地
中米の山脈の北側 標高400〜800m

Cattleya luteola
特徴
アンデス山脈の東側、アマゾン川流域に広く分布する原種で、花色は緑〜黄色と幅がある。高温多湿環境を好むので日本では育てやすい。休眠期(乾期)は乾かし気味に管理すると良い。
原産地
中南米(アマゾン流域)

 
Cattleya maxima
特徴
名前からは大きなカトレヤなのかと勝手に想像していたが、むしろこの属の中では小柄な方。原産地は標高差があり、花の形に低地型、高地型とが一般に知られている。花色のバリエーションも幅広く、育てやすい。
原産地
エクアドル、ペルーの太平洋側 標高500〜1400m

 
Cattleya mossiae
特徴
個人的には一番興味の無い属がカトレヤ属。こんな事を言うとみんなに変わり者だと言われるが、私はミニが好きなのでただ単にデカイのが嫌なだけで・・・これは今日の品種群のもとになった重要な原種。こんな綺麗でてのひら程ある花が咲いてたら発見当時のヨーロッパの人はびっくりしたんでしょうね。
原産地
ベネズエラ 標高900〜1500m

 
Cattleya nobilior
特徴
人気の高い原種の一つで、ブラジルの2ヶ所に自生する。本来はもっとピンク色なのだが、撮影したら青くなってしまった。よく似た種類にwalkerianaがあるが、nobiliorは基本的にリップの側裂片がカラムを傘のように覆う様にして咲く。
原産地
ブラジル(ゴヤス州、マットグロッソ州)

 
Cattleya nobilior ver.coerulea
特徴
桃色の花を咲かせるノビリオルの花が文字通り青っぽくなった花を咲かせる変種。セルレアなのでマットグロッソタイプ。自生地は雨季と乾季があるので水やりは季節によりメリハリを付ける。
原産地
ブラジル(マットグロッソ州)

 
Cattleya quadricolor (=C.chocoensis)
特徴
派手な色彩の原種が多い中で、控えめな色彩がかえって美しさを出している。花は開ききらず、ここも控えめで咲いてくれる。開き加減で好みの分かれる所だが美しい原種には間違いない。
原産地
コロンビアアンデス山脈 標高600〜1500m

 
Cattleya quadricolor ver.alba
特徴
基本種も白を基調としたカトレヤだが、この変種は赤い色素が遺伝的に無くなってしまったため、純白の花を咲かせる。性質は基本的に同じで比較的丈夫。
原産地
コロンビアアンデス山脈 標高600〜1500m

 
Cattleya scbroderae
特徴
確かに綺麗だとは思うけど世界のカトレアハンターの皆さん、私有地に入っての乱獲は止めましょう。自生の綺麗な蘭達が姿を消しつつ有ります。とは言っても原種は集めたいし・・・って思うのがコレクターの私情。この写真の花ってシブリングじゃないよね?
原産地
コロンビア

 
Cattleya trianaei
特徴
現在の改良種に大きな影響を持っている原種カトレヤの一つ。カラーバリエーションがいくつか知られている。一般に高温性と言われているが休眠期はかなり冷え込む地域に生えているので乾かせば耐寒性は強い。
原産地
コロンビア 標高600〜1500m

 
Cattleya trianei ver.alba
特徴
トリアネイのカラーバリエーションの一つ。赤い色素が遺伝的に欠損しているために白と黄色の発色のみ発現している。基本的に性質は一緒なので育てやすく、赤の中にある白い花はよく目立つ。
原産地
コロンビア 標高600〜1500m

 
Cattleya trianaei ver.semialba
特徴
赤い色彩がリップにのみ発現した個体で、他の花弁などは白くなる。このような色彩ともなるとまた変わった印象を受ける花になるように思える。性質は基本種と同じ。
原産地
コロンビア 標高600〜1500m

 
Cattleya trianaei concolor
特徴
ん〜カトレアについてはほとんど詳しくありません。なのでこれが原種なのかも不明なところであります。あ、よく思うんですけど、小種名concolorの読み方ですけど、英語流れでは「コンカラー」ですがラテン語的発音は「コンコロル」。指す種類は一緒ですが。
原産地
コロンビア

 
Cattleya walkeriana
特徴
カトレヤの中でも割合小型で、形の整った花と色彩、香りなどからこれを専門に栽培している愛好者も多い。花はバルブの頂部ではなく、新芽の様に根元から発生する。日本では主に秋に開花する。
原産地
ブラジル 標高800〜900m

 
Cattleya walkeriana ver.alba
特徴
カトレヤの中では小型の株で、強い芳香を放つ物が多い。花は完成した葉のあるバルブから開花専用の葉のないバルブが発生し、開花に至る。この写真の個体はワルケリアナの白色個体。
原産地
ブラジル 標高800〜900m

 
Cattleya walkeriana ver.coerulea
特徴
この種の数ある変種の一つで、色彩はリップが主だが、全体的に青みを帯びた花を咲かせてくれる。これが実生選抜され、綺麗な青い花を咲かせる物は大変高値で取引される。今では花全体が青いが、発見当初はこのような花だった。
原産地
ブラジル 標高800〜900m

 
Cattleya walkeriana ver.perola
特徴
セミアルバの様な色彩で、色が青系の花を咲かせる変種。決して流通量は多くないが、なかなか綺麗な種類なので個人的には好きな部類。性質は普通種に同じ。
原産地
ブラジル 標高800〜900m

 
Cattleya walkeriana ver.semialba
特徴
ワルケリアナの色素がリップを除いて白くなり、リップだけが赤い色素が乗るようになった個体。また、コラムの先端部分も若干色素の影響で赤みを帯びる。性質は普通種と同じ。
原産地
ブラジル 標高800〜900m

 
Cattleya warneri ver.amosiana
特徴
ワーネリーの多彩な色彩をもつ変種の一つで、色彩が極端に薄く、ほとんど白に近いような酔桃色の花をさかせる。性質は基本種と変わらず育てやすく、一般的な大輪系のカトレヤ栽培に準じる。
原産地
ブラジル大西洋岸 標高200〜800m



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