The genus Cypripedium



 
Cypripedium debile (小敦盛草)
特徴
1,5cmほどの小さな花を咲かせ、小さな敦盛草という意味でこの和名がある。花は葉の陰に隠れるようににして咲くため、あまり目立たない。栽培は暗めの山野草と一緒に育てる要領で育つが、乾いた環境ではカイガラムシが付きやすい。
原産地
日本、朝鮮半島

 
Cypripedium formosanum
特徴
栽培が容易なシプリとして栽培されているが、日本では専らこの属は山野草として扱われる事が多い。一部例外を除いては北方系の寒冷地に生息するのでほとんどがクールタイプ。この種が生息する所も高冷地だが、南方高地のため、気候的には関東程度の気候にあたる。
原産地
台湾 標高2500〜3000m

 
Cypripedium japonicum (熊谷草)
特徴
日本や中国に生息している種類で、大陸の物と、日本の物でも花の色模様が異なるため、別々に扱われる事も多い。良い株を得れば路地栽培は容易。鉢栽培は小さな鉢では育たないので大きな樽など、丸い物を用いるのが成功の鍵。
原産地
日本、朝鮮半島、中国

 
Cypripedium japonicum ver.album
特徴
日本に生息する熊谷草(クマガイソウ)の白花個体。2004年世界ラン展(東京ドーム)で展示され、一部のマニアックな人たちの間で話題となった。(含む自分。。)白いクマガイソウなので「しろくまくん」と呼んでいた声も少なからず聞こえた。
原産地
日本(北海道)

 
Cypripedium macranthum ver.album
特徴
稀少な日本産アツモリソウの白花個体。赤い色を発現する色素が遺伝的に欠損したためにこのような色になる。性質は普通種と同等、一般平地での栽培は難しい。
原産地
日本の亜高山帯(中部以北)

 
Cypripedium tibeticum
特徴
中国産のアツモリソウミックスで販売されている物で紅紫色系は主にこの種かC.smitii。ホームセンター等で春先に販売されたりするので入手は容易。だが、1株当たりの単価が低いためか乱雑な運送をされるので状態を見極めたい。
原産地
中国(チベット)

 
Cypripedium ventricosum
特徴
マクランソスとカルセオラスとの自然交雑種といわれ、様々な花の色、形が存在し標準的な花というのは存在しないに等しい。栽培はこの属としては容易だと言われるが夏に暑くなる地域では暑さ対策が要求される。
原産地
中国(吉林省、黒龍江省)、ロシア



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