Cymbidium



Cymbidium canaliculatum
特徴
大変濃い色の花を咲かせるため、黒い様に見えるが、強い光で透かすと深紅色の花だと分かる。1本の花茎にに何十輪もの花がついた物を弓なりに咲かせるので大変見応えのある花となる。
原産地
ベトナム

 
Cymbidium dayanum (辺塚蘭)
特徴
日本では鹿児島県南部から沖縄に分布する着生ラン。葉は50cm以上に伸び大型で、花は下垂しながら20cm以上になる。和名は大隅半島の辺塚に生える事から付いた。明るい日陰を好むので夏場50%程遮光する。東洋ラン店で売られる個体の方が寒さに強い。
原産地
日本(鹿児島以南)〜東南アジアに広く分布

Cymbidium devonianum
特徴
今日では下垂性シンビが良く出回るようになったが、中型下垂性品種の作出には本種も大きく関わっている。派手さはないものの、落ち着いた色合いの花を咲かせるので愛好者の間では意外と人気は高い。
原産地
ミャンマー山間部

 
Cymbidium eburneum
特徴
東南アジアの山沿いを中心に広く分布している原種。本来はもっと白い色の花を咲かせるが、写真では終わりかけだったので黄色っぽい色彩になっていた。採取地によって性質が異なってくるので栽培するなら寒さに強い中国側の物だろうか。
原産地
ヒマラヤ東部、ネパール、ミャンマー、中国南部 標高300〜2000m

Cymbidium erythrostylum
特徴
ちょっと雰囲気の違った花を咲かせてくれるシンビジウム。リップ以外は美しい白い色をしており、意外と目を引く存在。開花期が秋のため、早咲き品種をつくるために重要な原種とされた。
原産地
ベトナム 標高1500m

 
Cymbidium goeringii(春蘭)
特徴
日本で馴染みの深いランの一つ。地方名で「ジジババ」や「ホクロ」と言われる事もある。たくさんの野生変異個体が見いだされており、黄色、朱金(黄色味を帯びた橙)、橙、紫、素心(色素の無い物、sanderaeのこと)、八重、蝶咲きなど様々。希少品種は血迷った様に高価。
原産地
日本、中国、朝鮮半島

Cymbidium goeringii×kanran Nishiuchianum(春寒蘭)
特徴
シュンランとカンランの自然交雑種と言われている種類。シュンランの影響で開花は春に咲くものの、開花形態はカンランの影響が大きいように感じられる。香りもカンランに近い。
原産地
日本

 
Cymbidium insigne ver.sanderi atrossanguinea
特徴
insigneの変種の一つで、株がかなり大きくなる。その分、花も大きいが、若干花数が少なくなる傾向にある。今では過去の物になってしまったが大型大輪種を作り出すのに重要な種。
原産地
ベトナム 標高1500〜2600m

Cymbidium kanran(寒蘭)
特徴
この種は日本の和名から名前が取られ、学名でも寒蘭と言われている。東洋蘭を代表するものの一つで、季節になると各地で鑑賞会などの催し物が行われている。昔から「花は洋蘭、香りは東洋蘭」といわれるだけに、香りの良さは群を抜く。
原産地
日本(暖地)、中国

Cymbidium longibracteatum(春剣蘭)
特徴
中国に生息しているランで、昔から東洋蘭の一つとして扱われてきた。この種から沢山の品種が見いだされており、白や桃など、変化に富む。それも全て野生種の中から見つけ出された物で変種として扱われている。
原産地
中国

Cymbidium sinense(報才蘭)
特徴
主に緑色を基本とする東洋蘭が多い中で、濃い褐色の花が基準の東洋蘭の1種。やや小さめの花が5輪ほどまとめて咲く。葉も他の物に比べるとやや大柄で大きくなる。
原産地
中国

Cymbidium tigrinum
特徴
草丈がわずか15cm程度にしかならない小型のシンビジウム。しかしながら、株の大きさに対して大きな花を数輪開花させてくれる。他の花弁に比べ、リップが大きく、鑑賞価値は意外と高い。
原産地
ミャンマー

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