ラテン語豆知識

 ランの栽培(特に洋ラン)を行う上で栽培者が必ずぶつかる壁、ラテン語。国際的に生物の学名はラテン語で書くのがお決まりです。そこで、ちょっと知っておくとラテン語が読めるようになる豆知識をここに掲載しておきます。

ちょっとした意味とかは↓のページです。
ラテン語色辞典

・基本はローマ字読み
ラテン語から派生したのがローマ字なので、基本的にはローマ字読みです。
ですが慣例的に「ku」は「カ」、「su」は「サ」、「tu」は「タ」と読まれる事もあります。

Oncidium
「オンシディウム」と発音されます。
緑で示した「ci」は「シ」と発音されていますが、
基本的には「C」+母音は「カ行」の発音で、ここでは例外的に「I」はサ行の発音がなされます。
ただし、例外もあるので発音はこの限りでは無い事を頭に入れておいて下さい。

赤で示した「m」は単独子音といいます。
この単独子音はその子音+「U」の発音となります。
この場合は「m」なのでこれに母音の「U」がついた音になるので発音は「ム」になります。
ですが、発音の都合上、「T」と「D」などは「O」の母音がついた音になります。
文末の「M」は「ム」という発音になりますが、文中の「M」は「ン」という発音にまります。

これらをふまえて次ぎの学名を読むと
Epidendrum
「エピデンドルム」と発音されます。
・2重子音
 2重子音とは子音が「ll」や「ss」のような綴りをいいます。
基本的には2個あっても発音は後方の母音とついたのみです。

Jumellea
「ジュメレア」と発音されます。

正し、「ss」の2重子音は例外です。詰まる音「ッ」が途中に入ります。
Odontoglossum
「オドントグロッスム」という発音になります。
・子音+「H」+母音の発音
 ラテン語の綴りが「子音」と「H」、つまり子音同士でくっついている並びの事です。
この場合における「H」は発音には関係しないと思ってほぼ間違いはありません。

Gastrochilus
「ガストロキルス」と発音します。
「chi」の間の「h」をそっくり除いた発音となります。
しかしながら、書籍によっては「ガストロチルス」と読んでいる物もありますので
そんなに一概には言えない発音だとも思われます。

そして物事にはいつも例外という物があるようです。
「th」+母音の発音は「カ行」ではなく、慣例的に「サ行」になります。

Calanthe
「カランセ」という発音になります。

しかし、ここで注意しなければならないのが「th」のあとになんら母音がつかないときです。
「th」のみの場合は「ス」にはならず、「ト」という発音になります。

Caularthron
「カウラルトロン」という発音になります。

その他の子音+「h」は子音+「U」の発音になります。

Sophronitis
「ソフロニティス」と発音されます。
・子音+「Y」の発音
これは該当する子音の単独子音の時の発音に、大方は小さい「ィ」がついた発音になります。

Lycaste
「リカステ」と発音されます。
「L」の単独発音は「ル」。この発音に「Y」が受け持つ小さい「ィ」をくっつけると
「ルィ」という発音になります。このままの発音でも良いのでしょうが、
発音便宜上、「リ」という発音に酷似しているのでこのようになるわけです。

ここで、前述した子音+「H」+母音の発音を組み合わせてみると
Bulbophyllum
「ブルボフィルム」という発音になります。

・「X」の発音
Xの発音は少々複雑です。
「xa」→「ザ」、「xi」→「キシ」、「xu」→「クス」、「xe」→「クェ」、「xo」→「クソ」
といった具合です。単独の「X」はお決まり通り、「クス」と発音されます。

Maxillaria
「マキシラリア」となります。
・「E」+子音の発音
あまり出てこないのですが、「a,u,o」のどれかがついて「ヤ、ユ、ヨ」の発音になります。

Eulophia
「ユーロピア」となります。
・頭文字単独「P」の扱い
頭文字にある単独の「P」はラテン語的には発音されないようです。
Psychopsis
「サイコプシス」と読まれます。
実際には発音されないはずの子音が、英語圏を渡って日本にはいることで、発音される形で広まってしまっています。
翼竜で有名なプテラノドン(Pteranodon)も本来はテラノドンと読まれるべきなんだそうです。
その他にもあるのですが、大抵はこれで読めるハズです。
最近は英語の影響が強いのか、「color」を「コロル」ではなく、「カラー」と発音され
「concolor」が「コンカラー」と発音されるのが慣例的となってきています。

またCoelogynePhalaenopisisもそれぞれ正確には
「コエロギネ」、「ファラエノプシス」と発音されるべきなのでしょうが
今日の慣例的な物で「セロジネ」、「ファレノプシス」と読まれています。
今回掲載した物が全てではありませんが、これを期に違う生物の魅力について知って頂けたらと思います。



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