株は10cm程の小型のランだが、花茎は咲きながら伸長し、30cm位まで伸びる。花は１輪ずつ開花し、順次咲いてくれるので長期間に渡って楽しむことが出来る。暑さに弱いので冷房温室などの施設が必要。

南米北部

mmに満たないような花を次々と咲かせる原種で、一度に数十輪を付ける。草丈は10〜15cmでこの属としては中型種、花茎はそれより長く伸びる。標高の高い場所に生息、それなりに明るさも必要なので栽培は難しい。

コロンビア、ペルー、エクアドル　標高1800〜2900m

花は1mmにも満たないような大変小さい花を咲かせる。花の寿命は短いが次々に咲かせるので長期間楽しめる。しかし、高湿度でないと花は開かない。勿論の事だが、観察には虫眼鏡が必須で、この写真の撮影にも高倍率の拡大レンズを使用している。

メキシコ〜ボリビア

小種名は頭状花序からきており、他の種のように総状花序ではない。草丈は３cm、花は１mm程の極小さなもので、まとまって咲く花は毬状になり可愛らしい。高温性で、年間を通して高い温度で管理すると１年中咲いている。

コロンビア　標高600m

数mmの小さな花を咲かせ、開花期は特に定まった時期を持たず葉が完成すれば開花する。冬場も開花させたい場合は軽く加温する。生育には常に湿った環境と高い湿度を好むが高温多湿を嫌う。

エクアドル

黄緑色の透明感のある花を次々と咲かせる。花茎は花を咲かせながら伸びていくので長い期間にわたって楽しむことができる。株は小さく、小さな鉢で楽しめるが乾燥に弱く湿潤、高湿度を好む。

メキシコ